人生の逆風の中で見つけた希望の風を、小説、エッセイ、童話、詩などで表現していきます。

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旅の風から 南国の潮風 宮古島へ 

旅の風から 南国の潮風 宮古島へ 

 

 降ってきたような旅、とはいえ、多少確信犯でもあるのですが、

立て続けに襲い掛かってきた台風はまだ知らない夏の終わりに、年

若い友人とプランを立て、行ってきました。

 沖縄の那覇で乗り換えて、

東京から2000キロを4時間ほどかけて宮古空港に降り立ちました。

真夏の観光シーズンを過ぎたせいか、恐ろしいほど人影はなく、

空も海もひたすら大きく、時間も伸び伸びと緩んで感じられ、

ちぢこまっていた身も心も柔らかく広がって、

同じ日本とは思えない異文化に浸りきりました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見聞録はまだまとめていませんので

折がありましたら、アップしたいと思います。

 

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日々の風から 台風19号 友人知人の被害の様子

台風19号 友人知人の被害の様子

 

近頃は【想定外】という言葉が大手を振って、今や災害だけでなく、日常的に使われている。今度の19号もまさに言葉通りではないか。日本の東、あるいは北部ほとんどが大きな被害、それも水害に遭った。台風の直接の進路には当たらなかった東京周辺も大きな影響があった。近県に住む友人知人たちから様々な状況がわかってきた。

 

*茨城県のH兄宅は床下浸水し、車も水に浸かったかろうじてエンジンがかかった。

 夫妻は公的施設に避難した。水の中を後片付けに追われている。

*千葉県のM姉は屋根が吹き飛ばされた。費用は1400万円とか。どうなるんでしょうと。

*千葉県の0夫妻宅は物置の屋根が壊れた。修繕したくても波板が売っていない。

*二本松のH姉は、つい近くで2名の方が亡くなった。

*江戸川区のSさんはその夜は二階に上がって身を縮めて過ごした。*埼玉の親友は、夜中に積んだ土嚢の様子を  

 見に外へ出たが、突然玄関の錠が降りてしまい家に入れず、暗闇の中を雨風に打たれてしばらく外に立ってい     

 た。携帯も持たず傘もなし。隣に声をかけてようやく入ることができた。全身びしょぬれで泣きたくなった。

*山梨県北斗市のAさんは庭や付近の木の葉がうずたかく積もって処理に困り果てた。

*K姉は翌日強風にあおられて転んだ。うち傷だけですんだけれど。

*近所の老夫妻は、遠方の娘に急き立てられて、ホテルで過ごした。*近所の姉は8階のマンション住まいだが、  

 一階の駐車場の車を大きな商業施設の屋上の駐車場に避難させた。思わぬ出費になった。
*荒川の近くの友人家族は、非難すべきか否かと意見が分かれて争った。
*同じ区内のJ姉は勧告に従って避難場所に高齢の親と一緒に避難した。
*群馬県の知人は、今年初めて実を付けたイチジクの木が折れて大ショック。
*埼玉県のキングスガーデンが水害に遭った。直接間接に存じている方々が多く入居しておられる。友人の母上は 

 かつてお世話になった。今も知人が入居しているそうで、避難先を訪問したと話しておられた。

 

各地ですさまじい被害に遭って家を家族を失った方々が一日も早く日常に戻れますように、悲しみや痛手から立ち上がれますようにとお祈りします。

 

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日々の風から 台風19号で初めての避難体験

日々の風から 台風19号で初めての避難体験

 

群馬県の知人から・イチジクの木

 

今回初めて避難?めいたことをした。公設の避難所ではないが、我が家から西へ、東京ではあるが23区外の懇意な教会へお世話になることにした。

 

19号は発生当初から東寄りに進むと思っていたので、最悪、前回の15号のように東京湾から上陸するのではないか、その規模の大きさを思うとただ事では済まないと恐怖を感じていた。一番の心配は洪水である。台風のたびに思うのは洪水である。これほど恐ろしいことはなく始末に負えないことはない。海抜ゼロメートル以下の地域に住んでいるので、過去何度も床上、床下浸水に遭っている。

 

しかし、私がまだ子供時代のことで、ここ半世紀以上は水浸しはない。河川には頑強な堤防が築かれているし、水門も各所にでき、排水力も強い。めったなことでは昔のようなことはないと思ってきた。周辺の住宅事情も変わった。マンションが林立し、戸建ての家も頑丈にできている。我が家も鉄筋三階建てである。窓はシャッターで覆う。かつての木造二階建て、瓦葺、木の雨戸ではない。

 

昨今変わったことは、台風の質である。今回の台風について気象庁は「今までに経験したことのない強い台風」と繰り返した。気圧は極度に低く、瞬間風速は驚くほど強い。もし、荒川の堤防が決壊し氾濫が起きたら、我が家の近くは5メートル以上の水が襲い、8000人の死者が出ると報じられた。3階以上ならかろうじて安全らしい。

 

娘家族は決断した。避難しようと。私は笑い話だと思っていた。たとえみんなが行っても、私は一人3階にいるわと言ったら、叱られた。老人を一人残していけない。余計な心配はさせないでと。なるほど、そうか。みんなに心配をかけてはいけない。翌日の礼拝に行けないのが一番の気がかりだが、避難先も教会だから礼拝は守れる。

 

私も心を決めた。私の居住場所一階が水没しても最低限の被害で済むようにと、急遽みんなが物を3階へ運び始めた。まずはパソコン、プリンターなどを運んだ。そこで私も、小さな米櫃を避難させた。ついでに、最低限衣類のケースも運んでもらった。なんだか滑稽な気もするが、孫たちは真剣に作業してくれた。私の気持ちもだんだん現実的になってきた。着替え、薬の袋、携帯や電源、ついでにお菓子も持った。

 

娘たちは大きなクーラーボックスに冷蔵庫の中にあるものを詰め込んだらしい。お水も1ケース。孫娘は修学旅行に行くような支度ぶり、なんでもあるからねって、元気のいい声である。雨風が強くなってきたが、高速道路が通行止めにならないうちに走り出すことができた。

 

雨の音も風の音も聞こえない教会の親子室に落ち着き、娘が教会のキッチンで夕食の支度をし、私は上げ膳、据え膳の幸いを楽しんだ。夜半まで孫たちのスマホやipadで台風情報に見入り、雑魚寝ではあったが安眠できた。

 

日曜日早朝、婿殿と孫息子が一般道(首都高は全線不通)を通って私を我が家に連れ帰ってくれた。私はいつものように我が教会に出掛けていき、いつものように礼拝をささげた。

 

 

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世相の風から 私にとっての消費税増税

世相の風から 私にとっての消費税増税

 

10月からひさしく世相に強く吹き付けていた消費税の税率がアップされた。老人の小さな経済だから、大した影響はないと思いながらも、無関心ではいられずなにかにつけ心が揺れる。仕組みはおよそは分かった。とりあえず食べ物は今まで通りというので、ほっとする面もある。外食と持ち帰りで税率の違うのも理解した。出来合いのお弁当を買うことは全くと言っていいほどないし、まして店内、店外と迷うようなことはない。時に友人たちと会食するときは10%なんだなとわかる。それも頻繁にあるわけではなく、高価なお店に入ることはめったにないからあまり心配はない。

 

よく分からないのはポイント還元である。私でさえ銀行の発行するクレジットカードは持っているし、時に使う。また電車に乗る時は必ずスイカである。スイカのついたクレジットカードもある。JRの駅ビルでは毎日のようにスイカを使って現金で買い物をする。ポイントがたまっていくのも知っている。それを買い物に使うこともある。ところが、今回は半年に限ってポイント還元という制度があると大きく取り上げられている。それを理解したいし、利用したいとも思う。

 

ところがよくわからない。なるべく現金を使わないで、クレジットカードを使えばいいのだろうが、日常の小さな買い物はどうしても現金支払いである。それをカードで決済すればいいのだろうか。大根一本、リンゴ一つの買い物もカードですれば、多少のメリットがあるのだろうか。特別にカードを手続して作らねばならないのだろうか。それもたかが半年のことなのに。スーパーの店員さんに訊いてみたが、確たる答えはない。複雑で答えられないのかもしれない。こちらの質問も要を得ていないのかもしれない。もう少しよく調べて、無知からみすみす権利を捨てることない。脳の体操になるかもしれない。

 

どうしたって免れないのは町の病院、医院、調剤薬局である。かっきり10%であろう。支払いにカードを使ったことはない。しかしポイント還元のあるカードが使えるのだろうか。もしかして、年間40兆に達する医療費の2%増税分を、当局は計算に入れているのかもしれない。ふと、そんな思いが頭をよぎった。ともあれ、税金が適正に使われることを祈る。

 

 

 

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