人生の逆風の中で見つけた希望の風を、小説、エッセイ、童話、詩などで表現していきます。

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世相の風から 北朝鮮と韓国、南北両首脳会談

 

つい先ごろまで、ミサイルを発射し続けて世界を脅かしていた北朝鮮、ならず者国家と言われて世界から恐れられ嫌われていたリーダーが、今日は何と韓国の首相と今まで見たこともないような笑顔で握手し手をつなぎ、ハグしあっている。この変わり方は何か。世界中がいろいろに批評しているが、私は映像を見ているだけの野次馬だが、ミサイルを打ち上げるより、笑顔で握手する方が見ていて心地よかった。この先の事は分からず、お芝居かもしれないが、仲良くしようとする姿は歓迎したい。一つの民族が一つになれる日を期待したい。

 

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日々の風から 招かざる客長逗留・春の長患い

 

かれこれ1か月も前だが、昼夜を問わす胃とお腹がキリキリと痛み出した。近所のかかりつけ医のていねいな診察によれば「胃腸炎」とのこと。確かに胃と腸に異常があるのだと納得した。何種類かの薬が出された。そのうちに首から喉が痛み出し咳もひどい。また医院に飛び込んだ。普通の風邪でしょうと、またまた薬が出た。

 

食べ物の制限もあり、それ以前に食欲がない。薬が三度の食事のような時もあり、口が苦くてますます食欲が出ない。大した熱も出ず、寝込むようなことはなかったが、不要不急の外出は控えて、ひたすら蟄居の日々が続いた。家に居るのだから思う存分書き物や読書に集中できていいはずなのに、なんと、その元気ない。PCの前でぼーっとし、時にサーフィンして無為な時が過ぎて行った。

 

出された漢方薬が合わない。いままで漢方には漠然と安心感を持っていたのでびっくりし、また来ましたと恐る恐る医者の前に座った。医師は別の漢方を処方された。こんどこそと、意気込んで服用した。前回と似た症状が出たが、慣れるだろうと数回我慢して使った。しかしついに放り投げた。ついでに数日間、一切の薬断ちをした。

 

回復期にも入っていたのだと思うが、口の苦さが消え、食べ物がおいしくなった。この1か月、ろくなものを食べないできた。好きなコーヒーもチョコレートも和菓子も見向きも出来なかった。前代未聞の体重にショックを受けたが、今はガツガツと食べ始めていて、我ながらおかしい。

 

神さまが私に託されている命はいつまでなのか、知るよすがもないし、知る必要もない。しかし、元気になると、いただいた命をいかに使うか、つまり「使命」への熱い思いが戻ってくる。いのちの主のお導きに従って、今日一日を精一杯生きたい。

 

 

 

 

 

 

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書林の風から 堀田善衛著『スペイン断章』からドナルト・キーン著『百代の過客・続』まで。

書林の風から 堀田善衛著『スペイン断章』からドナルド・キーン著『百代の過客・続』まで。

 

2017年1月から堀田善衛著『スペイン断章』から始まった新しい読書は、今までの文学街道と並行して新しく歴史街道を増設してくれることになった。私の読書街道は複線化したと言える。堀田氏の『ゴヤ』や『ミシェル・城館の人』などを心楽しく読んでいった。

 

そこから私はダイレクトに西ヨーロッパの一つ一つの国の歴史を読みだした。スペインを始め、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、オランダへと進んだ。河出書房新社の「ふくろうの本」シリースは教科書のようだ。作家の私感が色濃く入らず、その国の歴史が整理された。

 

堀田氏の「歴史は読むものではなく見るもの」との至言に一時は大いに納得したものの、至言の先に光る針の痛みを胸に感じる中で、ついに見に行けない現実もあるのよと開き直り、もっぱらペーパー上の歴史を楽しんだ。イタリアでは、好きなフィレンツェで足踏み、個性派の塩野七生の『わが友マキャベリ』、若桑みどりの『フィレンツェ』に再び捕まってしまった。これらは講談社学術文庫にある。

 

ヨーロッパはもういい〜〜〜そんな思いになったのは、スペインを始め、あのオランダまでもが、世界に進出して行って、アジア、アフリカ、南アメリカで残虐の限りを尽くした事実をいっぺんにまとめて知った時からである。もちろんその前に、自国内や隣国にも同じことをした。今、観光地として世界中の人たちを呼び集めている栄光に輝く都市や建造物の一つ一つは、凄惨な陰謀、殺戮、略奪 凌辱、侵略、戦争の結果ではないか。これはもちろんヨーロッパだけでなく、世界で大国と呼ばれる国々一つ一つに言えることである。日本の国も遅ればせながら悪行を重ねた。私は世界の歴史にげんなり、うんざりしたのである。これは堀田氏のいう「歴史は読むものではない」のことばを軽んじたからか。私の論は正に机上の空論なのかもしれない。

 

講談社学術文庫を書棚に戻すにあたって、最後尾の案内の部分を見ていた。次は何を読もうか。目に留まったのが、ドナルド・キーン著『百代の過客・続』。幕末から維新を経て、幕を開けた近代日本の、日本人を取り扱っている。私は、日本に帰ってきたのである。しばらく落ち着いて本の中へと旅してみる。

 

今日の聖書通読から(4/16)

伝道者の書11章1節

あなたのパンを水の上に投げよ。

ずっと後の日になって

あなたはそれを見出す。

 

ローズンゲン4/16

人の歩む道は御目の前にある。

箴言5・21

 

わたしは良い羊飼いである。

私は自分の羊を知っており、

羊もわたしを知っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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日々の風から 日々の風は待ったなし

 

 

数日、所用で留守しました。

帰宅して、いざPCの前に座ったら、

ネットワーク不具合!

あたふたし、

結局、すっかり間が空いてしましました。

お詫びして、明日に繋げたいと思います。

 

 

ローズンゲン 4/11

 

主よ、誰があなたのような威力を持つでしょう。

主よ、あなたの真実は、

あなたを取り囲んでいます。

詩・89/9

 

 

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日々の風から 4月1日イースターは62年ぶり!

 

4月1日がイースターとは、とても新鮮に思える。はっきりしていてさわやかである。しかし、過去、年度の始まりのこの日がイースターだった日はいつだったろうか、いままであまり意識しないでいたが、ふと、考え込んでしまった。記憶にもない。そこで、天下の宝刀をつかって調べてみると、なんと前回は1956年なのだ。じつに62年ぶりである。ついでながら次回は2029年である。どうしてこうなるのか省くことにするが、れっきとした理由が存在する。

 

今年のイースターがとても貴重に思える。年度の始まりの日が、イエス・キリストが復活された大いなる記念の日とは、私にはたいへん意味がある。イエス様が死にまで勝利して立ちあがり、その復活のいのちで今も生きて働いておられることを思うと、大いに励まされ体の底から力が出てくる。特に今年度、そして1日のイースターに期待していた。そのとおり、うれしい日になった。それが62年ぶりの4月1日イースターであったとは!不思議な感動で揺さぶられている。

 

 

 

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