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日々の風から 激変の中 9月の後ろ姿
夏と冬が隣り合わせなんて、あのすてきな秋はどこへ追い出されてまったのでしょう。 毎年こんな具合だったでしょうか。秋はいつやってきたのか、風の音に知ぞると古人は感動しながら詠いましたが、そのような風雅な趣は今年に限っては通用しません。そして、ふと、今年に限ってと言っていいのかと迷うのです。近年、気候の様子は『年年歳歳花相似たり』 とは言えない異様なものを感じます。 この激変に違和感を覚えるのは心だけではありません。第一に、体そのものがショックを受けています。思い当たりませんか。体は正直です。真正面からこの異様な激変に体当たりされています。周辺の方々が体調を崩しています。そして、心身鈍感な私でさえ、影響されてしまいました。季節の移り変わりは楽しく美しいものであってほしいと思います。 また暑い日があるかもしれないと、今年のあの暑さの傷がまだどこかに潜んでいて、そう思うのですが、おそらく再びそんな日はないでしょう。荒々しい激変によって、季節は確実に次へ進んでいるのです。靴下の厚さも変えましょう。寝具も変えましょう。冷凍庫にはまだまだ夏の氷菓子が押し込まれていますが、元気な孫たちに任せるとして、手を伸ばすのはやめましょう。アイスどころか、冷たいドリンクも避けてホットを楽しみましょう。体を冷やすとよいことはありませんから。 明日一日を残して9月が去ります。いつの間にか去っていきます。ゆっくり足音も聞きませんでした。特に今年は残暑を恨めしく思うばかりで、歓迎するゆとりもないまま、見送ることになります。もしかすると9月は寂しい季節かもしれません。でも、9月がなければ、10月は来ないのです。ふと、9月の役割を考えたりします。今頃になって後ろ姿に感傷的な視線を送りながら。 2010.09.29 Wednesday 16:13
旅の風から 富士は山見えねど
談合坂のサービスエリヤで休憩していると、他の車のメンバーたちもちらほらと見え、お互いに特別の笑顔を交しあってまた走り出しました。ほとんど同時に、全員が、宿舎に着きました。無事でまずは感謝でした。今回主導するのは、交わりの行事を担当するBグループです。役員が2名入って、男女老若の兄姉が均等に所属しています。実際の旗振りは2世の若者たちです。教会も彼らの時代に入ってきたなあと感を強くしました。 研修は夕食後の2時間を使いました。教育担当のAグループが企画した『家庭集会を考える』がテーマでした。家庭集会のスタイルを6つのパターンに分け、そこに数名ずつが入り、実際の集会のデモンストレーションをしながら、それぞれのパターンの評価をし、終了後全体で分かち合いをしました。くわしくは記せませんが、後日報告があるはずで、それらを用いながら、新しい家庭集会を生み出し、教会の宣教力を豊かにする狙いがあります。 研修の成果はともかくも、車の同乗者同志、宿泊の部屋のメンバー、研修会のグループと、3つの場合で出会った兄姉たちとの交わりがたいへん有益でした。教会ではいつも顔を合わせ挨拶をし安否を問い合いますが、仕事の内容や現在の問題や将来の目標など、改まって聞くことはありませんでした。特に青年男性たちとはあまり接点がありませんので、彼らの話が新鮮でした。 翌日の午前中は山中湖畔を楽しむことになりました。サイクリング、遊覧船、忍野八海、宿舎でゆっくり、等に分かれて過ごしました。私は忍野八海を訪ねました。富士山の雪解け水がわき出る池だそうで、そのお水を飲んだり、手持ちのペットボトルに汲んでこようと、数名で出かけました。驚いたことに池の周りはすっかり観光地化され、お土産店が池を取り囲み、身動きの取れないほどの人たちで辟易しました。それでも流水に手を入れてその冷たさに身震いし、焼きたての草餅を頬ばって興じました。 お昼は宿舎裏のヤードでバーベキューでした。教会員が手を出すことはなく、薪の燃えかまどからすべて用意されていて、私たちは食べる役のみ。木立に囲まれた中で、時々散りゆく落ち葉を眺めながら、丸ごとのジャガイモやトウモロコシまでひたすら食べ続けました。 さすがに帰途は大渋滞。高速を走ったり甲州街道へ下りたりしましたが、延々5時間のドライブとなりました。行きは3時間でした。毎度のことながら活躍するのは携帯です。どこを走っているのかわからない他の車と時々交信し、状況を確認し合うことができます。途中1時間くらい差のある車もありましたが、最後は大差なく帰宅できたようです。 一年に一度の教会旅行は年々参加者が増えていきます。それというのも、ふだん一人ではとても旅行は無理な高齢者を最優先に誘うからでしょう。迷惑をかけるといけないと、最初は断るのですが、皆で説得します。何かあったとき留守の教会に通報されるより、いっしょにいてくれたほうが安心、いざというときは病院にも連れて行けるし、介護も出来るからと。88歳と82歳の独り暮らしの女性はついに笑顔で承諾したのでした。感謝! 『見よ、はらからあい睦みてともにおるは、いかによくいかにたのしきかな』 詩篇133篇1節
2010.09.21 Tuesday 11:29
旅の風から 教会の旅行に参加
礼拝後、わが教会は年に一度の教会親睦研修旅行に出かけます。私も、今は自由の身ですので心置きなく参加できます。教会の車他、教会員の車に分乗して出かけます。88歳の一人暮らしの女性を筆頭に高齢者が多いです。若者はクリスチャンファミリーの二世たち数人です。 行き先は山中湖畔のトーチベアラーズ。オーナーはペンション伝道をなさるご夫妻です。 お天気もよいようですから、富士山が楽しみです。この2,3日体調を崩しましたので、行かれるかどうか不安がありましたが、今朝はすっきりとしました。感謝しつつ行って参ります。 2010.09.19 Sunday 08:56
世相の風から 菅さん再選
首相になってわずか3ヶ月で党代表選挙なんてあったかしらと、政治音痴の首をかしげましたが、この2週間の戦いにはたいへん興味をそそられました。同じ政党の、いわば身内同士が、まるで、敵味方のように張り合ってしかも全国を股にかけて選挙運動を展開するのは、異例のことではないでしょうか。一騎打ちという物騒な言葉が最初から飛び出していました。野党の方々はどのような思いで眺めていたのでしょうか。選挙権があったら、今回のような場合なら勇んで投票するのにと、もどかしい気がしました。 わずか3ヶ月でしたが、総理菅さんには危なっかしさを感じてはらはらしました。もう少し上手にやれないのかしら、プロなんでしょうといいたいくらいでした。一方、大物政治家と定評のある小沢さんには、どんな巧みな手を使うのだろうかと、見えない奥の手に不安な気持ちを抱きました。 選挙の結果は菅さんの圧倒的勝利。民意が勝利の大きな要因でした。しかし国会議員たちはほとんど五分五分。この乖離はなんでしょう。どう考えたらいいのでしょう。議員とは、民意を代表する人々ではないでしょうか。議員たちは何を自分の意見としているのでしょうか。選挙民の実情や真意を正確には知らない、あるいは無視していると思うのです。でも直接政治をするのは議員たちです。それは国民不在の政治と言えないでしょうか。 例え菅さんが民意を十分に知っていたとしても、一人では何も出来ないでしょう。民主党議員全員で、みんなでするとのですと言われましたが、みんなでしても国民がほんとうに望んでいる政治は出来ないでしょう。それは公約を実行するための財源がないなどというレベルとは違うと思います。そもそもはじめから行き違っているのですから。 いくら国民だって無い物ねだりはしないでしょう。義務を果たさないで権利や利得ばかりを主張するほど国民は愚かではありません。 先日、20代前半の若い女性と話をしました。彼女は、戦争だけは困る、小さい子どもたちが犠牲になり、困窮する戦争はどんなことがあっても避けてほしいと、びっくりするほど真剣でした。ちょっとくらい貧しくてもいい、我慢できる。でも自分の頑張りではどうにもならない戦争だけは困ると。若い人もしっかりしているなあと感心しました。 再選された菅さんには国民の期待が集中しています。声なき声を聞いてほしい。民意を正確には理解しないお偉方議員先生方の意見ではなく、選挙運動中に出会っり、自分の目で見た名も無き通行人たちの声や生活状況やその心の中に秘められた願いを、くみ取って反映していただきたい。 思わず熱くなりました。こんなことはミミズのたわごとでしょう。弱い秋風ではその翼に乗ることもなく消えてしまうでしょう。でも、なんだか、今日は言いたい気分。たぶん、頼りない気がするけど、菅さんに多少期待しているのかもしれません。 2010.09.14 Tuesday 20:56
恩師を送って
恩師の告別式に参列してきました。おそらく会堂は人々でいっぱいになり、遅く着いたら入れないのではないかと思い、早くから出かけました。学院同窓の姉妹たちと待ち合わせて行きました。開会の1時間以上も前だったので、人気のない礼拝堂に入ることが出来ました。 棺のすぐそばまで近づき、遺影と対面しながら静かな時を過ごしました。 あまりにたくさんの思い出がありすぎて文章化できません。どんな言葉も真の先生を表現できません。月並みな言葉を羅列するのでは申し訳ないのです。
2010.09.08 Wednesday 16:05
日々の風から 大勇士・愛の聖徒凱旋の報
激しい悲しみと喪失感の中にいます。私にとってかけがえのない方でした。人生最大の恩師です。今日までの私の20年を、主の光で満たし、美しく飾ってくださいました。 そして、おそらく多くの方が同じように思っておられます。偉大な主の聖徒・勇士でした。 お葬儀など詳細LOGOS先生がミクシイに書いておられますのでご覧ください。 5日(日)午後5時より前夜式 6日(月)午後1時より告別式 場所は経堂めぐみ教会です。 このブログから、祈ってくださった皆様に感謝とご報告を申し上げます。 2010.09.05 Sunday 08:21
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