日々の風から 日本全国の緊急事態宣言解除!とはいえ〜〜〜
1か月半、東京では2か月に及んだ自粛生活要請が解除された。確かに、他国のようなオーバーシュートはなくロックダウンもせず、グラフで見る限り収束に向かっていることはうれしく感謝なことである。
先が見えず増え続ける感染者、死者が続出した日々は身の縮む思いがした。次は自分の番だろうと思ったのは私だけではないだろう。ちょっと熱っぽかったり咳が出たりだるかったりするとギクリとしたこともあった。私が罹ったら家族に迷惑だととっさに思ったこともあった。一方で、近くのスーパーだけでは物足りなく、一駅先の駅ビルに行きたくなったこともあった。しかし、しかし、自分の手足を自分で縛って、心も縛って、ぐっと我慢の日々が続いた。今も、であるが。皆さんそうであろう。今また、第二波、第三波などと不気味な言葉が大きく聞こえだしている。
このさなかでの解除である。危ういとはみんな思っている。しかしあの自粛生活はもう限界だとも思っている。経済優先であることは間違いない。だれもがわかっている。今回の解除はショートブレイクなのだろうか。とりあえず一息ついてコーヒーでもいただきましょうという程度なのだろうか。二波、三波が来ないように祈りつつ、政府から送られた「新しい生活様式」という重たいリュックを背負って、未知の道をスタートしたい。