人生の逆風の中で見つけた希望の風を、小説、エッセイ、童話、詩などで表現していきます。

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天の星のように―母エバから母マリヤまで 美しき姉妹たち
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世相の風から 母の日に

世相の風から 母の日に

 

母の日は今やこの時期の商売の一大広告塔になっている。母の日の起源やスピリットなどどこへやら、とにかく「セール」である。そしてシンボルは「カーネーション」である。昨日、駅前のお花屋さんに近づいてみた。なんと大行列である。いままでも人だかりはあったが、こんなに多くの人がお店を取り巻いていたのには驚いた。今まで見た事もない人員整理のポールまで立っている。とてもおかしく楽しく愉快な気持ちで眺めた。

 

一人ひとりにインタビューしたらどんな答えが聞けるだろうか。遠方のお母さんに送るのなら、当日の夕方では間に合わないだろう。同居のお母さんさんにだろうか。近くに住むお母さんにだろうか。実母だろうか。ご主人のお母さんだろうか。若い女性が多かった。鉢を抱える人も、花束の人も、ほんの数本の人もいた。バレンタインの時の「義理チョコ」を思い出した。とにかく世間の風の手前、「義理カーネーション」でも送らねばという人もいたかもしれない。一人ひとりの理由と心情を知りたい思いになった。たくさんのドラマがあるだろう。贈り物は人の心を和らげるし、なだめる。愛と呼ばれる行為はしたほうがいい。

 

お母さん側からは「その気持ちだけでいい」との意見が多いそうだ。気持ちってなんだろう。目に見えない気持ちはどうやって伝わるのだろう。もちろん日ごろの関係でわかるだろうが、行為や物で伝えるのも一つの方法ではないか。受ける側は素直に感謝して受ければいい。電車の中で席を譲られるのと同じように。素直にシンプルに。贈るほうも「ありがとう」。受けるほうも「ありがとう」。そこに美があり、愛が見える。希望の風が吹く。

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