希望の風

人生の逆風の中で見つけた希望の風を、小説、エッセイ、童話、詩などで表現していきます。

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# 書林の風から 「トルストイの日記抄」から 11月の初めに

書林の風から 「トルストイの日記抄」から 11月の初めに

 

もう11月と、だれもが言ったであろう。わかっていても言わずにはいられない。今年もあと2か月になった。ここまで無事に来られたことは大いなる感謝であるが、悔いも反省もある。大みそかには同じことをまた言うかもしれない。

 

以前に買い求めた古書「トルストイ日記抄」をぽつぽつとめくっている。彼が19歳の時に書いたものからはじまっている。冒頭に目が留まって何度も読んだ。彼は自分を完成させるためにいくつかの規則を課した。とても興味深いので、本のとおりに書き出してみる。

 

1、必ず実行すると定めたことは、どんなことがあっても実行せよ。

2、実行することは立派に実行せよ。

3、忘れたことを決して本で調べるな、自ら思い出すように努めよ。

4、常に自分の智力を能う限りの力を持って働かしめよ。

5、常に声に出して読み、声に出して考えよ。

6、邪魔になる人に向かって、邪魔になる、ということを恥じるな。まず、感ずかしめよ。彼が理解しないなら        ば、無礼を謝して、彼らにこれを言え。

 

この日記は1847年から始まっている。今2018年だから173年前になる。時代のずれを思わせるものはない、違和感は6番目くらいだろうか。そうそうできることではないから。

 

一番参考になったのは5番である。声に出して読めとは、心がけていることだから。しかしすべての本を声に出して読むことはとうていできない。聖書はできるだけ音読がいいと思っている。特に詩篇は声に出して読むようにしている。

 

「声に出して考えよ」とは、独り言のことだろうか。これはどうだろうか。文章を書く時も、音声で言ってから書くことはしない。ただし、お祈りは努めて声に出して祈る。努めてはっきりと声に乗せて祈るようにしている。電車の中では無音で祈るが、歩いている時は、だれもいなかったら声に出すことにしている。

 

3番目も興味深い。忘れたことを思い出せとは、老化防止にもいいだろう。どんなに頑張っても思い出せないこともあるが、安易に「あれ、あれ」などと言わないようにしたい。

 

一番目については思うところ大なので、またにします。

 

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