人生の逆風の中で見つけた希望の風を、小説、エッセイ、童話、詩などで表現していきます。

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天の星のように―母エバから母マリヤまで 美しき姉妹たち
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日々の風から 涼風を求めて その1

 

 夏も最高潮、極まれりというところだろうか。朝から熱風である。外出の時間を見計らっているうちに気温がぐんぐん上がって、もうアウトである。それでも昨日は月一回のかかりつけ医にでかけた。夏だから空いているだろうと安易な思いでいたが、座席がないほど大勢の人々がおられたのにはちょっとびっくり。暑いから出直しも出来ず、そのまま片隅に座し続けた。私のように月一回は定期的に行く人たちで満員なのだろう。固定客というところか。血圧を測って二言三言問診するだけである。

 

今年の冬から春先は風邪などが長引いて思わぬ症状が出て、そのたびに医院へ飛び込んだ。しかし、感謝なことに暖かくなり、暑くなって体調は回復し定まり、不快不調からは抜け出した。今はこの暑さにもかかわらずしいて言えば快調である。ただし、かつてのように無謀な外出は避けている。年齢は争えないし、このところの高温は「災害」とまで断言されているほどだから、台風や豪雨と同じだと思ったほうがいい。

 

昨日午後は、かねてからの約束で友人たちをお招きした。暑さの真っ最中で申し訳なかったが電車を乗り継いてお越しくださった。日常の真っただ中、生活臭充満のところへ、人を招くのはかなり気遣いが要る。その時のテーブルのもてなしはもちろんだが、まず、あるじとしてはお客様の目の届く範囲だけでもと、整理整頓お掃除がある。目配り、気配りが必要である。見栄を張るわけではないが、ふだんは殺風景な玄関にお花を生けたりもする。お帰りの時にお持たせするちょっとしたプレゼントまでの、AからZまで、分に応じたささやかなことばかりだがなんとたくさんの項目があることか。何度もメモを作り直し、シュミレーションした。歳を取るとかつては何気なくできたことも重く感じるが、めげずに挑戦してみた。

 

歓迎の祈りで始まり、途中もずっとお互いの信仰の証しが続き、二回目のお茶を出すタイミングを外しそうになるまで、充実した分かち合いができた。3時間弱がまたたく間に過ぎた。友が感謝の祈りを申し出て、私も再来を結び言葉に託して、散会となった。真夏の饗宴もまたよしである。ふと、歓談のただ中に霊の涼風を感じた。億劫がらずに腰を上げればいいのだ。シンクにあふれる食器を洗ながらも、涼風は吹き続け、疲れはなかった。感謝!!

 

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