心の風から 板挟みの苦しみその4 熱き涙

  • 2016.06.06 Monday
  • 10:23
心の風から 板挟みの苦しみその4 熱き涙
 
対立する二人の人の間に立って、双方を理解し味方しながら和解の道を探すことが、こんなにも苦しいとは思ってもみなかった。たぶん70余年の人生で初めての経験ではないかと思う。途中、苦労があっても、終わりよければ〜〜〜、になれば晴れやかになれるであろうが、そうはいかなかった。二人は決裂。立場の弱いBさんは自分の主体性に立って職場を捨ててしまった。今は浪々の身である。Aさんは、去るものは追わず式であり、私にもメール一本もない。すべては水泡に帰した。私にとっては完敗である。途方に暮れるばかり。
 
ひとつ、救われるのはBさんのその後である。私は、何の力にもなれなかったことをひたすら詫びた。しかし、Bさんは、内心はいざ知らず、気にしないでくださいと、反対にしきりに私を慰めてくれる。そして、自分の人生のひとつの転機だと思うと、積極的未来志向で乗り越えようとしている。明日にでもハローワークに行くのかと思えば、めったにないことだからとロング休暇のつもりで、旅に出てしまった。もう10日になるがまだ続けているようだ。時どきすてきな風景が送信されてくる。
 
もう一つ慰めがあった。
今回の問題を私は主にある信頼できる友に話をし、祈りをささげていただいてきた。できるだけ冷静に、出来事だけを簡潔に説明してきたつもりである。絶対的公平はないと思うが。友はなんだか大変ですねというくらいで強い感想はない。しかしそれでいいのである。
先日、結末を話した。そして祈り合った。ところが、祈りの途中で友の声が詰まり、途切れ、涙声になった。みれば、友の頬に大粒の涙が流れていた。驚いてしまった。友は、間に立ってどんなに大変だったかと言われた。私はしばらく感無量であった。
 
じっと顧み考えてみて、涙はもちろん友の理解と同情の愛の表れであるが、私はそこに主の慰めを見た気がしたのである。すべては徒労に終わり、失敗に終わり、何の役にも立たなかったと自責の思いばかりであったが、それは今でもあるが、すべての経緯をつぶさにご覧になりご存知の神様が、ゆるし受入れてくださり、そのしるしとして友の涙を送ってくださったのだと、そのように解釈した。暖かな安らぎの風がそよいでくるのを感じた。独りよがりであろうか。
 
私の祈りはまだまだ続く。Bさんの就活が祝され、これまで勝る好条件、好環境の職場が与えれ、張り合いのある働きができるように、希望の風が勢いよ吹いて導かれるように、である。Aさんのことは無責任のようであるが神様にお任せする。
     
      
 『後の栄光は、先の栄光に勝る』
 

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