聖書の風から 詩篇を愛して 我が祈りとしての詩篇119篇 その15

  • 2009.06.05 Friday
  • 13:07
薔薇
ロゴス氏より拝借


詩篇119篇を1節、1節と散策していたらまだ半分しか歩いていないのにすでに1年になろうとしている。
ずっと思索していたのではない。脇道にそれてあたふたしていた。幸いみことばの光に導かれて戻り道を見いだた。最後まで歩みきらねばと小さな意を堅くした。 



第12段 ラーメド

 

119:89 主よ。あなたのことばは、とこしえから、天において定まっています。

 神様は天地の造られる前から存在しておられた。天地創造はその御口から出る一つ一つのみことばだけによる単独事業であった。『初めにことばがあった。ことばは神であった』を思い出す。さらに、イエス様が『この天地は滅び去ります。しかしわたしのことばはけっして滅びることはありません』といわれたことばを思い出す。詩人は祈りの中でその真理を知らされ、確信となり告白となったのであろう。

 

 119:90 あなたの真実は代々に至ります。

  あなたが地を据えたので、地は堅く立っています。

 人は変わる、愛も情けも真実も。時に口先だけの上手を言う。うかうかと喜んではいられない。そこには巧みな落とし穴が仕掛けられている。悲しいことだ。しかし主は変わらない。その真実は受けるに値しない者にまで惜しみなく注がれる。主は安心して寄りかかれる大黒柱だ。主は盤石の土台。その上に人生という家を建てたい。詩人はその家を手に入れ、その家に住んでいるのだろう。動かざる地の上に立っていると実感したからこそ、こう言えるのだろう。

 

 119:91 それらはきょうも、あなたの定めにしたがって堅く立っています。

  すべては、あなたのしもべだからです。

 思えば思うほど創造のみわざは壮大で完全で調和と統一の見事なバランスの上に立つ。

一つとして無駄はない。神にとって不必要なものは何一つないとの真理を発見したとき、自分のような者はいてもいなくてもいいのではないかと、失望の淵に沈んでいた人が俄然生きる勇気を得たと、聞いたことがある。森羅万象は神の栄光をあらわすために造られた。

『天は神の栄光をあらわし、大空はその御手の業を示す』朗々と歌いあげる声に和して神をほめたたえたい。

 

 119:92 もしあなたのみおしえが私の喜びでなかったら、

  私は自分の悩みの中で滅んでいたでしょう。

 苦難に襲われて出口のない穴の中でもがいているようなとき、みことばは太い命綱のように頼もしい。それがなかったら心はすさむばかり、絶望は大きくなりるばかりだ。希望の光をたよりに前進するための唯一の手がかりはみことばを握り、みことばとともに歩むことではないだろうか。詩人はその経験を思い出し、改めて主をほめ、喜んでいる。

 

 119:93 私はあなたの戒めを決して忘れません。

  それによって、あなたは私を生かしてくださったからです。

 みことばに助けられ、新しい歩みに導かれた経験は人生の得がたい宝であろう。人生うまくいき、笑いが止まらないような順境の時にあっても、決して忘れられるものではない。また忘れてはならないのだ。生かされているのだ。赦され、愛されているのだとわかるとき、みことばは蜜よりも蜂蜜のしたたりよりもおいしい。

 

 119:94 私はあなたのもの。どうか私をお救いください。

  私は、あなたの戒めを、求めています。

 私はあなたのものとは、最高の愛の告白である。最高の信頼表現である。主のおそば近くににじり寄って、そう申し上げ、いっそうの助けを求めたい。ますます主を求める思いが増し、焼け付くようだ。

 

 119:95 悪者どもは、私を滅ぼそうと、私を待ち伏せています。

  しかし私はあなたのさとしを聞き取ります。

 ちょっと心をゆるめると、すぐに足下をすくわれる。悪の力はあなどれない。絶えずみことばの武具をつけて身構えていなければならない。しかしそれは絶えざる緊張と恐怖ではない。主のみことばには平安があり喜びが力があるのだから。

 

 119:96 私は、すべての全きものにも、終わりのあることを見ました。

  しかし、あなたの仰せは、すばらしく広いのです。

 

すべての全きものにも終わりがあるとの発見は、長い人生経験からでる正解だろう。それを本気で言えるものになりたい。そして《あなたの仰せは、すばらしく広い》と、心も体も一心に主を見つめ、御手の業である大空に両手を挙げて、主を讃えたい。

人生の途上で、こうした賛美が出来るとき、また新しい力で、次なる坂に向かっていける。

主を待ち望むものは新しい力を得るとあるから。

 

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