銀(シルバーエイジ)の風から 母の容体

  • 2008.10.19 Sunday
  • 21:48

母が入院して半月経ちました。母のために多くの方々が心配し、何よりも貴いお祈りをしてくださっていること心感謝します。この間の様子を記してみます。

母は夏以来次第に食欲が無くなり、熱も上がったり下がったりしていました。ホームドクターの配慮で、半年前に大腿骨骨折で入院手術した病院に入ることができました。点滴や特別食で炎症を押さえ、体力をつけようと、病院では適切な治療をしていただいています。

私は食事時には付き添って介助をしていますが、ますます食が細くなってきています。そのぶん点滴が増えています。熱は収まってきているようです。担当医から、状況を聞かせていただきました。

よくはなっていないのです。年齢と母の限界もあるのでしょう。しかし、病院は療養型の老人病院ではありません。緊急病院と指定され、救急車が絶え間のないほど入ってきます。母のように体力をつけるために入院している人はいません。周りの人たちは怪我をしたり、内臓の手術をした人たちばかりです。ということは、早晩退院を迫られることになるのです。よほど容体が悪くなれば別ですが、今の状態では置いてもらえそうにありません。

まだ、告げられてはいませんが、そんな気配を感じます。もともと在宅介護では無理だと判断されて入院になったのですが、いっときの症状が収まれば帰宅しなければなりません。退院できることは、ふつうで言えばめでたいことでしょうが、このまま帰されたらと思うと不安がいっぱいです。ショーステイはとても無理でしょう、せっかく大騒ぎをして予約したのもキャンセルしました。

信頼できる病院で、手厚い治療や介護を受けることなど、いまの日本の制度では夢物語です。介護制度と医療制度があって、その区分が微妙です。同じ事をしていても、在宅なら介護保険、病院なら医療保険で、その手続きも厄介なものです。その間に立って、ケアマネさんがよく動いてくれます。

今、私は病院に日参するだけで、在宅介護のときのように心身を酷使することからは免れています。しかし、何とも言えない気分なのです。日に日に弱くなっていく母を目の当たりにするのはとても辛いのです。辛いと言う表現もぴったりではありません。まして悲しいとか苦しいとか、そういう感情でもないのです。とにかく、重いのです。これは一体なんでしょう。

母はクリスチャンですから、行き先も決まっています。ちっとも心配は要らないのです。それなにの、気が滅入り、悄然とするばかりです。眠りも浅く、力が出ません。
母はほとんど食べられずうつらうつらとしていますが、声を掛ければ聞こえるのか目が開きますし、うなずくくらいの反応は示します。家にいるときと同じように淡々とした表情です。それは安心なのです。しかし、です。私が鬱々としているのです。困ったことです。
自分のたましいの奥底には、静かにひそやかにキリストの慰めが満ちているのを覗き見ることができます。ですから、パニックになったり混乱したりすることはないのですが、自分で自分がどうにもなりません。これを愚痴というのでしょうか。


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  • 2019.07.18 Thursday
  • 21:48
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    コメント
    風さん♪

    同じです★
    • 花鳥風月
    • 2008/10/19 10:05 PM
    そうですか、信仰篤き花鳥さんでもおなじですか。私は自分が鬱になっているのではないかと、自己診断したのですが。
    • 花鳥さん
    • 2008/10/19 10:12 PM
    これからのことを考えると、その心との付き合い方は本当に難しいものとあらためて感じ入っています。
    決して、他人ごとではないのですから。
    • すみれさん
    • 2008/10/20 9:20 AM
    つまるところ、自分自身の問題なのですね。こころの問題、たましいの問題です。その根元的な課題を探られているのだと思います。
    • すみれさんへ
    • 2008/10/20 9:27 AM
    「とにかく、重いのです。」
    この言葉は私自身にも人知れず襲ってくる感じかたと同じです。

    風さま、お母さまの上に主の特別な慰めをお祈りさせていただきます。
    • チャキ
    • 2008/10/20 4:48 PM
    チャキさんもそんなことがありますか。母は恵まれています。多くの方々の祈りが積まれていますので。ありがとうございます。
    • チャキさんへ
    • 2008/10/20 5:11 PM
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