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2018.08.16 Thursday

日々の風から 涼風を求めて その3

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    敗戦して73年になる。あの時わずかうん歳だった私は、玉音放送を聴いたわけでもなく、それを知ったのさえいつだったか、記憶にはない。だから戦争体験があるとは言えない部類に入るだろう。幸いなことに父は戦地に行かずに済んだ。徴用工として国の命ずる軍需工場で終戦の日の午前中まで働いていたという。しかしその日のうちに全員解雇された。しかも家族ともども強制的に移住させられていた社宅は早々に退去せねばならなかった。しかし以前の職場は閉鎖されたままで、経営者もすぐには事業を開始できなかったようだ。つまり、敗戦の翌日から、私たち家族は住むに家なく、父は働くに職場がなかったのだ。

     

    我が家族が東京に戻り、父が元の職場に復帰したのは4年の後である。この間のことは記憶も鮮やかで、懐かしい思い出に満ちている。父母の苦労は並大抵ではなかったろうが、子どもの特権で、私はのんきなものだった。もちろん子ども心にも悲しいことや不快な思い出はいくつもあるが、今思い返しても、一巻のドラマのようで、どことなく現実味にかけている。それが子ども時代というものなのだろうか。それとも私は鈍感だったのだろうか。

     

    15歳で洗礼を受け、その後の、今に至るまでの歳月は、脳裏には実にクリヤーに刻まれている。眠りから覚めたように、意識も感覚もはっきりしている。自己責任で生きねばならない年代に入ってきたせいだろうか。つまずいたり、失敗したり、絶望したり、病んだり、傷んだりと、人生の喜怒哀楽に見舞われながらも、とにかく戦後の73年をここまで生きてこられた。そこにはまがうことのない神の愛による唯一無二の涼風「生かされて」が吹いていた。それに包まれ運ばれてきたのだ。

     

    神の愛の涼風は今日も35度の熱風にもびくともせずに吹き続けている。そのおかげで、私の心とたましいは涼やかである。

     

     

     


    2018.08.11 Saturday

    日々の風から 涼風を求めて その2

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      あわただしく、いや、ちっとも忙しいことはないのに、一週間が飛んで行った。大きな出来事は、7日が24節気の「立秋」に入る日であった。どこかに「秋」がないかときょろきょろしたが、みつけたのは大きな台風13号であった。高気圧に挟まれて思うように進めないらしくのろのろである。ときどき台風情報を見るが、ちっとも進んでいない。しかし、今度ばかりは関東以北を目指している。できれば洋上を行ってほしいと願った。陸に上がることはなかったが、沿岸は猛烈な暴風や大雨に襲われた。とくに恐いのは短時間集中豪雨である。下水の処理能力以上に雨が降れば、その分は道路に溢れる。数年前にそんなことがあって驚いた。

       

      我が家は東京の隅田川以東に位置する下町である。ところどころにここは海抜−2.6mなどの標識が立っている。マイナスである。まさか高潮にかぶさることはないが、周辺の川の堤防が決壊すれば洪水になる。今は川の堤防は分厚いコンクリートで護られているが、これで大丈夫などと言えることは天下にひとつもない。一抹の不安がよぎる。それでいて、いざという時の対策もしていないのであるが。

       

      台風が北上中だけは北よりの風が吹いてぐっと気温が下がった。二晩ほどしのぎよい夜があった。涼風はこんなところにあったのかと、複雑な思いである、楽しくない。喜べない。

      台風の生む風だから。台風の季語は秋である。今年一番先に見つけた秋は台風といえる。

      もう少し、肉の目、霊のまなこを開いて、神様の用意されている「秋」をみつけたい。

       


      2018.08.04 Saturday

      日々の風から 涼風を求めて その1

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         夏も最高潮、極まれりというところだろうか。朝から熱風である。外出の時間を見計らっているうちに気温がぐんぐん上がって、もうアウトである。それでも昨日は月一回のかかりつけ医にでかけた。夏だから空いているだろうと安易な思いでいたが、座席がないほど大勢の人々がおられたのにはちょっとびっくり。暑いから出直しも出来ず、そのまま片隅に座し続けた。私のように月一回は定期的に行く人たちで満員なのだろう。固定客というところか。血圧を測って二言三言問診するだけである。

         

        今年の冬から春先は風邪などが長引いて思わぬ症状が出て、そのたびに医院へ飛び込んだ。しかし、感謝なことに暖かくなり、暑くなって体調は回復し定まり、不快不調からは抜け出した。今はこの暑さにもかかわらずしいて言えば快調である。ただし、かつてのように無謀な外出は避けている。年齢は争えないし、このところの高温は「災害」とまで断言されているほどだから、台風や豪雨と同じだと思ったほうがいい。

         

        昨日午後は、かねてからの約束で友人たちをお招きした。暑さの真っ最中で申し訳なかったが電車を乗り継いてお越しくださった。日常の真っただ中、生活臭充満のところへ、人を招くのはかなり気遣いが要る。その時のテーブルのもてなしはもちろんだが、まず、あるじとしてはお客様の目の届く範囲だけでもと、整理整頓お掃除がある。目配り、気配りが必要である。見栄を張るわけではないが、ふだんは殺風景な玄関にお花を生けたりもする。お帰りの時にお持たせするちょっとしたプレゼントまでの、AからZまで、分に応じたささやかなことばかりだがなんとたくさんの項目があることか。何度もメモを作り直し、シュミレーションした。歳を取るとかつては何気なくできたことも重く感じるが、めげずに挑戦してみた。

         

        歓迎の祈りで始まり、途中もずっとお互いの信仰の証しが続き、二回目のお茶を出すタイミングを外しそうになるまで、充実した分かち合いができた。3時間弱がまたたく間に過ぎた。友が感謝の祈りを申し出て、私も再来を結び言葉に託して、散会となった。真夏の饗宴もまたよしである。ふと、歓談のただ中に霊の涼風を感じた。億劫がらずに腰を上げればいいのだ。シンクにあふれる食器を洗ながらも、涼風は吹き続け、疲れはなかった。感謝!!

         


        2018.07.30 Monday

        日々の風から かくて7月は往く 

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          写真は、孫たちが5分程先の横十間川の川沿いから写したものです。

           

          先週の月曜日、大暑の日は東京でも40度を越える高温になった。そしてすぐに台風12号が動き出し太平洋上を北上し始めたが、なんと急に向きを変えて中部地方辺りで西へ逆走するという例のない進路を取り、ついに九州に逆戻り、未だ屋久島付近に停滞しているという。消滅してはいない。なんということだろう。この先どこへ行くのだろう。

           

          この台風のため恒例の隅田川花火大会が日曜夜に順延になった。かつては一度きりでその日がダメなら中止だったはずだ。今回は翌日に延ばされた。私には夏一番の楽しみなのだ。本物が、我が家の通りから見物できるのだ。もちろんそば近くではないから笑われるかもしれないが、臨場感がたっぷり味わえる。「ドンと鳴った花火だ〜〜〜」の歌のように、音も聞こえてくる。煙のたなびくのも見える。小一時間、夜空にダイナミックに描かれる花火絵に釘付けになった。道路に立ちっぱなしの、まことに貧しき花火見物であるが、これで充分である。さすがにふくらはぎが痛くなった。夜風が思いのほか涼しかった。

            

          西日本の豪雨、記録的高温、台風12号など大きな災害の爪痕を残したまま、7月は明日で幕を閉じる。しかしまだ夏は依然として続く。8月も暑いのだろうか。台風もくるのだろうか。すでに夏はうんざり、心身ともに疲弊気味である。神さまに支えられて何とか乗り越えて行きたい。高齢の多くの友垣のためにも祈ります。

           


          2018.07.23 Monday

          日々の風から 「大暑」、東京でついに40度

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            今日は二十四節気によれば「大暑」、

            一年で一番暑い時期だそうである。

            まさにその如くに、

            前日にも増して気温上昇、

            ついに40度を越してしまった。

            さすがに恐ろしい。

            メディアから盛んに注意や警告が出されている。

            午前中に、今日こそはいくつかの用事を足そうと、

            外出を予定をしていたが、

            警告には素直に従ったほうがいいと思い直し、

            蟄居している。

             

            もともとエアコンは好きではない。

            しかし、好き嫌いの問題ではないのだ。

            今までこんなにエアコンを使ったことはないのだが、

            これも素直に?そうしている。

            頑固に自己流を通して、あたら命を失い、

            さらに周囲に迷惑をかけてはいけない。

            そう思い直している。

            特に高齢者がそうだとのこと、

            自分のことを言われいるようで、

            恥じ入る思いである。

            家人からも、「エアコン、入れてる?」と声がかかる。

            問題視されているのだ。

             

            この先2週間はまだ高温が続くと、

            歓迎できない予報が出ているが、

            「大暑」の次は「立秋」である。

            あと一息だ、もうちょっとの我慢だ。

             

            玄関先に蝉が落ちていた。彼の夏は終わったのだ。

            季節は必ず移り行く、

            秋は必ず来る、何度も言い聞かせている。

             

             

             

             


            2018.07.18 Wednesday

            日々の風から 安否を問われて

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              (写真は、梅雨明け前の一日、3・11で

              大きな被害に遭った地域を訪問した時のもの)

               

               

              長年、こちらから便りをしてもめったに応答のない友から、電話が掛かってきた。なんと、お元気ですかという安否確認のたぐいだった。友が言うには、そこへ行けばたいてい私がいるある学び会に行ったら、姿がないのでどうかしましたかとのことであった。翌日、もう一人の友からも電話があった。彼らはいまだに家の電話族なのだ。話の内容は同じようなものであった。自分が安否を問われてしまったと、味わったことのない立場に立たされて、ほんのしばらくの間、なんとも居心地の悪い奇妙な気分になった。

               

              近年私は意識的に外出の場を減らしている。自分の年齢、体力などをよく見極めて、優先順位を明確にするようにしている。もちろん彼らにはそんなことまで言えない。心配してくださる友情をうれしく思い、感謝するばかりである。思えば友とはありがたいものだ。電話口で時の経つのも忘れて、ともに学んだ日々のこと、旅したこと、懐かしい恩師たちに話が広がっていった。同じ思い出を共有しているのはなんと貴重で豊かなことだろうか、御国へ帰ったら、日がな一日あの友、この友と語り続けるのだろうか。たぶん、永遠にできるだろう。そんなことにまで想像が深まって、至福のひとときになった。失礼を詫びながら、急いで暑中お見舞いのカードを送った。

               

               


              2018.07.10 Tuesday

              世相の風から 梅雨前線による大雨被害

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                あまりにも広範囲で,

                あまりにも大きな被害ではありませんか。

                自然界は、日本の国は、

                どうなってしまったのでしょう。

                よその国でも起こっているのでしょうか。

                自分の小さな身辺の、

                小さな記事を書こうと思っているのですが、

                とてもできません。

                心も目も、報道から離れられません。

                被災された方々が

                一日も早く穏やかな日常生活に戻れますように、

                しばらく沈黙して祈り続けたいと思います。


                2018.07.04 Wednesday

                風の仲間たち 幼なじみを天に送って

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                  先月29日に、突然梅雨上げ宣言があって以来、まるで息もつけないような暑さの日々を過ごしてきました。もっとも、小さな生活の中にも、さらに何やらサッカーの大会などもあって、日ごろの静けさが破られ、あわただしく賑やかにまた騒々しくもありました。今朝は、オヤッとあたりを見廻すほどの涼しい気配、大いにホッとしています。神さまのご配慮に感謝します。

                   

                  先頃、幼なじみの友人が召されました。友人とは召される近くまで交流がありましたので喪失感と感慨は思った以上に大きく、今も心の底に哀惜の情が留まっています。友人は病んでからしばらくして我が教会で救われ、以来、細々とではありますが教会生活を唯一のよりどころとしてきました。残念ながら事情によって教会でお葬儀をすることができませんでした。召されてふた月ほど過ぎてから、親族から教会へ短い一報があったきりでした。教会は礼拝の中で姉妹を偲ぶ時を設け、いちばんかかわりの深かった私が思い出を語りました。その時のメモをここに記して私自身の記念にもしたいと思います。

                   

                  おはようございます。

                  ×月×日に召されたM・T姉とは、まもなく70年の長きにわたる友達ですがエッセンスだけを短くお話しします。姉妹はこの町で生まれ育った方です。H橋の土手の近くに住んでいました。私は小学五年生の時同じクラスになりました。中学もいっしょでした。その後は他の区に移転され、私たちは別々の道を歩みましたが、ちょくちょく会っていました。いっしょに旅行もしました。姉妹がお元気だった青春時代の楽しい思い出は尽きません。

                   

                  ある時、三十代か四十代かに病気になり、それ以後はお仕事も出来ずずっと病院通いが続きました。そんな中で私は「教会に来てみない?」と誘いました。姉妹はこの地域をよく知っていましたし、移転前の最初の教会も知っていましたので、わりあい素直に来るようになり、やがて、受洗し、礼拝の交わりに加えられていきました。いつしか姉妹にとっては教会生活が大きなウエイトを占めるようになり、とても楽しんでいたと思います。教会の皆さんも、弱い姉妹をいたわり気遣って温かくしてくださいました。二人暮らしのお母さんが施設に入られた時期、みんなでよくお見舞にも行き、お母さんも病床洗礼を受けられました。

                   

                  お母さんが亡くなった後は一人暮らしになりました。身よりは妹さんだけです。妹さんがすべてのお世話をされていたようですが、詳しいことは分かりませんでした。ある時、骨折して歩行が無理になった時、3年ほど前でしょうか、終の棲家になった隣の県の施設に入居しました。そこへも教会から折に触れて何人かの女性たちと訪問してきました。

                   

                  最後にエピソードをご紹介します。

                  今年の3月初めの事です。姉妹が召される20日ほど前になりますが、はがきが来て、ドーナツが食べたいから送ってほしいと言ってきました。驚いて施設に電話をかけ、話を聞きますと、毎週教会に通っていたころ、JRの駅のそばのミスタードーナツに寄ってよくひと休みしたそうです。あのころがとても懐かしく、いつも決まって食べていたドーナツがどうしても食べたいというのです。2個でいいから送ってと。施設ですから通常、食べ物を送ることは禁止されているのですが、その時私はこの願いはかなえてあげたいと思いました。

                   

                  姉妹のリクエストするドーナツを2つだけ、朝一番で買いに行ってすぐに送りました。3月初めなので傷むこともないと思いまして。まもなく電話があり、おいしかったわと満足そうな笑い声が聞こえました。そしてしばらく昔の思い出話をしました。私は毎月カードか電話でコンタクトを取ってきましたので、その後、4月半ばにもカードを送りました。今から考えると、その時、姉妹はすでに御国へ旅立った後だったのです。

                   

                  姉妹は病弱だったこともあって、70歳過ぎまで生きていられるのは神様のおかげだと、とても喜んで、お互いに健康に気を付けてがんばりましょうねと明るく言っていました。ですからこんなに早く召されるとは、私も、そしてご自分でも思ってもいなかったと思います。詳しい事情は分かりませんが、つい20日前に姉妹と話したことを思うと、突然に召されたのかなと、そして、それが神様の最善の時だったと信じます。姉妹はよく『神のなさることは時に適ってうるわしい』とのみことばを愛唱されていました。姉妹を天に送って、寂しさはひとしおですが、主のみわざのゆえに、心から主の御名を崇めます。以上。

                   

                   

                   


                  2018.06.29 Friday

                  日々の風から もう梅雨明けとは!!

                  0

                     

                    朝からの暑さに辟易して、まだ梅雨のさなかなのにこれはいったいどうしたのって、ひとりぼやいていましたら、突然のように、関東地方は梅雨が明けたと、その筋からの公言があったと知って、「えっ、どうしたの、それってなに?」と飛び上がる思いです。

                     

                    おかげで?なんだかシャキッとして目が覚めてしまいました。急いでエアコンをオンして様子を見たり、冷蔵庫の製氷皿を洗って氷を作る支度をしたり(私の冷蔵庫は古い、古いタイプ)、真夏のスカートに着替えたり、今夜からの夜具寝具を整えたりして夏準備に大忙しです。武装して襲い来る敵を迎える戦士のような心持ちです。負けてはいられませんから。


                    2018.06.19 Tuesday

                    日々の風から またも大地震

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                      大阪北部地震に見舞われて直接に被害を受けた方々、

                      恐ろしい思いをした方々、

                      日常生活が非日常になって、

                      不便や苦痛を強いられている多くの方々に、

                      小さな心からですが、お見舞い申し上げます。

                       

                       

                      先週一週間は世紀の政治ショーと呼ばれる日朝首脳会談について、外野のお偉方が声高くもっともらしく賛否両論の花火を打ち上げ、マスコミ界を賑やかにしていた。ところで、主役を演じたお二人は今、どんな顔をし、どんな思いをしているのだろうか。暇な私はあれこれひそかに想像の小羽をパタパタさせている。

                       

                       

                      今日の聖書通読箇所

                      第二コリント13章13節

                      主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、

                      あなたがたすべてとともにありますように。

                       

                      ローズンゲン6月19日 新約聖書の箇所から

                      第一ペテロ・1章18〜19節

                      あなたがたが先祖伝来のむなしい生活から贖われたのは、

                      金や銀のような朽ちはてるものにはよらず、

                      キリストの貴い血によるのです。

                       


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